昨日は11月8日、「いい親」の日でした。
「いい親」というのは、みなさん、どういうイメージですか?
私の「いい親」…例えば、下記のものがあります。
1、お金持ちで、高学歴で、地位が高い親がいい親と思う節があります。
そういう親だと、子どもが楽だろうなと思っています。
2、子どもの質問を答え、進路を導いてあげられる威厳のある親が、親だと思う節があります。
上から命令するのが親の役割で、それだけ子どもに尊敬される人が親だと思っていました。
3、たたかない親。
でも、現実の私は、その「いい親」ではありません。
なれていません。
経済的に豊かといえないですし、社会的に憧れられるような地位もありません。大学は卒業しました。
子どもの質問に答えられるものもありますが、子どもの進路が何がよくて、そのためにどれを、どのタイミングで、どのように行った方がいいか、分からず、毎日SNSや本で育児の知識を探しまくります。
そして、つい、カッとなり…のこともあります。
2歳と5歳の子どもを大きい怪我なく過ごさせるだけで、ヘトヘトになることが多い毎日です。
ただ、そんな中で考え方の転換となった出来事があります。
「親業」(おやぎょう)というコミュニケーション講座を受けたことでした。
自分のコミュニケーションを見直すキッカケになりました。
大学のサークルの後輩が、数年前に再会した際に、変わりましたねと言ってくれました。
昔は、後輩が1ついうと、倍以上私が何か話して、説教していたようです。(笑)
今は、聞き上手になったみたいです。(笑)
「親業」の講座をうけて、変わったようです。
講座をうけながら、涙を流した事を覚えています。
私の「いい親」という像は自分の親の嫌なところをマネしないようにという漠然としたものでした。
私は親が恐かったです。
恐くて、ある程度言うことをきいてました。
自分は子どもができたら「優しく」すればいいけど、どうすれば「優しく」なれるの?と優しさが分からない人間でした。
「教える」「さとす」「導く」のような子どもを「コントロール」することは親には必須なスキルだよねと思っていました。
でも、「親業」を知り、
親は威厳がなくても、知識を知っていなくても、お金が無くても、今の自分をうけいれて、子どもとおしつけないコミュニケーションができるかもしれないと、希望と心の余裕ができました。
今、私の考える「いい親」は、
1、考えを子どもに、おしつけない
2、伝えておきたいことは言い方を考えながらですが、どんどん伝える
3、生き方を背中でみせる
4、たたかない親 ( これは変わらず)(笑)
という子どもも大事にして、自分の気持ち、考えも正直で、大切にしている人、がいい親と思うようになりました。
経済的側面はあんまり必要でないと考えるようになり、少し楽になりました。
みなさんの、「いい親」像って、どんな親ですか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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