暮らしのメモ

自分、家族の暮らし・工夫をメモしてます。

トコジラミ駆除記録 自力で全滅まで

7年前くらい前になりますが、トコジラミを家に持ち帰り、大変な思いをしたことがあります。

 

家に持ち込んでから、自分で工夫して全滅するまでの約1年の流れを残すことで、どなたかのお役にたつことがあればと思い書き記します。

 

ただし、本来なら、見つかった時点でプロの駆除業者にお願いすべきだと思います。

私は当時、他の方よりかなり時間があったので、本当に運良く対応できただけです。

今なら、子どももおり、被害がでたら、すぐにプロに駆除をお願いすると思います。

その点、本当にご参考までの情報となります。

 

虫刺されの始まり

家に持ち込んでしまったのは、こたつ布団を繁華街の店舗で購入し持ち帰ったことから始まります。

 

冬にこたつ布団を買い替え、1週間するころ夫がこたつで寝ていてダニに噛まれたようなあとが出始めました。

 

夫の手足に赤い傷が増え始め、こたつ布団購入と時期がかぶったので、

こたつにダニがいることを疑い、自宅ではこたつ布団を洗える洗濯機ではなかったので、コインランドリーにいって洗濯と乾燥機を利用しました。

 

乾燥機では、乾いてからも、追加で30分くらい、布団がアツアツになっても、乾燥させつづけました。

 

それで再度布団を利用したあとも、まだ夫がこたつで虫に刺された跡は増え続けたので、

乾燥機の熱では効果が感じられませんでした。

 

(今は近所でも、布団も洗濯乾燥できるとうたっているコインランドリーがあり、そういった本格的なものだと効果があるのかもしれません。)

 

残念だったのですが、いったん取り払って、こたつ布団を以前利用していたものに替えました。

 

買ったばかりのこたつ布団はベランダにゴミ袋につめて放置しました。

 

すると夫の虫に刺された跡は少なくなりました。

 

そこで、やはりこたつ布団にダニか何かがついていたんだろうと思いました。

 

2度目の発生

2ヶ月くらい真冬ベランダに放置したこたつ布団、

何年も悩んでやっと購入した、そのこたつの専用布団で高くて捨てられず、2ヶ月ほど放置したから、虫も袋の中で死ん出るだろうと思い、またこたつ布団として3月〜4月あたりだったと思いますが洗濯し利用してみました。

 

それからしばらくして、また、夫が虫に手足、腰を刺されはじめました。

 

とても痒がります。

赤みも大きく、かなり腫れます。

 

そして、こたつではなく隣に敷いていた布団で寝ても刺されるようになり、

虫が増えたか、移動する範囲が広がった気がしました。

 

4月あたり、あまりにもかわいそうで、ネットで何の虫のせいなのか、調べ始めました。

 

夫がさされても、日中、家では、虫を見たことはありませんでした。

 

刺されたあとの腫れ方をネットで検索し、ダニではなくトコジラミかもしれないと思い始め、一気に、危機感を感じました。

 

夫には虫よけを付けて寝てもらいましたが、刺され続けました。

 

ちなみに、私は2回くらいしか刺されなかった気がします。

 

トコジラミ発見

トコジラミなら、夜に出てくるという情報も拝見し、私は夜起きて、寝ている夫のまわりを見まわりはじめ、とうとう動いている虫を見つけました。

 

やはり、ネットの画像によると、大きさや形がトコジラミでした。

トコジラミだと、駆除をプロに任せなくてはいけない情報が多く、何度も違うことを願ったのですが、トコジラミにみえます。

 

トコジラミのすみか探し

そらから、どこがすみかなのか追跡の毎日が始まりました。

 

まず、こたつ布団をはがして、じっくり観察すると、虫はいなかったのですが洗濯したはずなのにトコジラミ特有の点々とした血の跡があり、ここにも、やはり住んでいたことが想像できました。

 

その時、やっとこたつ布団を手放す決心がつきました。

 

ただ、そのこたつ布団以外に、トコジラミ特有の血のフンの跡を部屋のどこにも見つけることはできませんでした。

 

そこで毎日、夜中や朝、起きたときに、布団のへりをぐるっと一周裏返すことを習慣にしました。

布団下の畳をあげて、裏返してみてみたことも2回ほどあります。

 

トコジラミが居るのが多い場所が、こたつ側ではなく、こたつと逆の家の隅だと思い始めました。

 

みつけたら、殺虫剤で殺して、袋や箱に保管しました。

 

トコジラミ殺し方1(殺虫剤)

まだ、我が家に住みついたトコジラミは普通のゴキブリなど殺せる殺虫剤で効果があり、死にました。

 

トコジラミ殺し方2(スチーマー)

当時、私はケルヒャースチームクリーナーを持っていたので、毎日、畳のへりと壁の間にスチームをし続けましたが、それは効果が感じられませんでした。

 

さすがにケルヒャーのスチーマーが80度くらいで噴射されている予定なので、熱では死ぬと仮定すると、届かない、隙間の奥深くに潜んでいるんだなと感じました。

 

トコジラミの殺し方(壁に封じ込め)

それで、作戦を変えました。

とりあえず、夜に隙間から出てこなければいいのだから、隙間を全部つぶして、出てこれなくしようと思いました。

 

それから私は、ありとあらゆる隙間を毎日毎日マスキングテープを貼って、隙間を無くしていきました。

 

当時、私は夫婦二人暮らしで、40平米のアパートに住んでおり、そのうち発生しているのが、和室の1部屋だけだと分かっていたので私一人で地道にやってみようかなと思いました。

またベッドを利用しておらず、重い家具を裏返して見る作業が殆どなかったことも、助かりました。

 

毎日、起きた夫に「今日は刺されてる?」と確認します。

すると3週間くらいで、夫が刺されなくなりました。

 

効果が出たのです!

 

和室の半分の柱まわり、畳まわり、押し入れ周り、天井などが、マスキングテープで埋められました。

 

結局、20匹くらいつかまえたと思います。

 

それから、夫に「マスキングテープは、6か月は、はがせない」ことを伝えました。

 

ネットでは、トコジラミは、何も食べなくても半年は生きていると書いてあったからです。

 

その後

それから半年は、はがれそうになったマスキングテープを貼り替え続けました。

 

そしてこたつ布団を購入して1年たったころ、被害がおさまってから半年後、マスキングテープを少しずつはがしていきました。

その後は、被害にあうこともなくなりました。

 

トコジラミが出なくなって、2ヶ月くらいたった9月に、布団をマットレスに買い替えたのですが、

念の為Amazonトコジラミ対策にも効果があると書かれているカバーを買いました。

 

そのマットレストコジラミの影響はなく、今も使っています。

 

ただ、トラウマで、なかなか実店舗で広い布団系を買うのが怖くなりました。

 

また宅配された布団や絨毯も、段ボールにトコジラミが居ないか確認後、開封して裏表とも、じっくり、ぐるっと見てから、緊張しながら、潜んでいないことを願いながら使い始めます。

 

夫は、現在、原因不明のかゆみが出るようになったのですが、あのときのことが、何か影響しているのでしょうか…。

 

最後に 自分で駆除をオススメしない理由

最初に書きましたが、私は当時、かなり時間がありました。

体調の療養のため、仕事を減らしていたからです。

 

たぶん、仕事をしていれば、このような作業はできなかったと思います。

療養で不安な毎日だからこそ、気分をまぎらすために、壁にペタペタ、マスキングテープを貼っていけたと思います。

 

最初に家にトコジラミを持ち込んだ時は、1〜数匹だったと考えられるものが、毎日1〜数匹殺しても翌日も新たに出てくるため、被害が出始めてからの駆除は時間との勝負になると思います。

 

また、室内がマスキングテープだらけで、見栄えが悪くなります。

来客には恥ずかしくて見せられません。

また来客にトコジラミを移したりするのではないかと、こわくなります。

本当に駆除できたのか不安な期間が半年くらいは続くのも、もったいないと思います。

 

ということで、オススメしません。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

自分が今でもトコジラミの記事を知らずとクリックしているのか、最近、トコジラミが日本でも問題になっているという記事をよく見かけるようになり、振り返ってみました。

 

 

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