暮らしのメモ

自分、家族の暮らし・工夫をメモしてます。

NHKドラマ『燕は戻ってこない』に共感が多かった

※この記事にはネタバレが含まれています。

 

まだ日本では法整備がされていない「代理出産」をテーマにしたドラマ、NHKドラマ『燕は戻ってこない』。

 

このドラマの主人公である代理出産をする女性は、依頼者夫婦の受精卵を妊娠するのではなく、自分の卵子を提供し、依頼者の夫と体外受精をさせ、自分のお腹に戻して代理出産を行います。

 

高度不妊治療の体験と共感

高度不妊治療を経験した私にとって、このドラマは非常に共感できる部分が多くありました。

私自身が感じた「自然妊娠」からかけ離れた流れ作業のような生殖機械になった感覚が細かく描かれていました。

 

不妊治療は夢のような治療でありながら、同時に大きな不安を伴うものでした。

 

約10年前に始めた不妊治療は1年半に及びました。流れ作業のような不自然さは、いろんな感情を呼び起こします。

 

取り違いの不安なども頭をよぎりました。自分の目で作業を追いかけたい。培養のライブ動画があるのなら、見ておきたいと思ってました。

 

数年凍結保存した受精卵はどこに保管されているのかなと思うこともありました。

 

自分の卵巣から取り出された卵子が処置室のモニターから見える時もあり、その時から卵子は私の体を離れます。

 

遺伝子を調べるまでわからない、生まれてきて数ヶ月たって自分に似ているかどうかで少しホッとする、といった感覚もありました。

 

 

体外受精で生まれた子供への不安

体外受精で生まれて、子供に何か自然妊娠と違う点があったら申し訳ないという不安もありました。

 

不妊治療は、夫婦だけで生きるのではダメなのか、子孫をそこまでして残す必要があるのかという問いにも直面します。

 

私のせいなのか、夫のせいなのか、悪者探しをしたくなることもありました。

 

それを乗り越えて、運良く妊娠する(当時は20%の成功率だったと思いますが)ことができました。

 

しかし流産のトラウマもあり、出産まで毎日ビクビクしていました。何度も夜に胎動がなくて、夜間急遽で診てもらったこともありました。

 

これから、どうやって生まれたかと子どもに伝える場合もあることを考えると、子どもの受け止め方も少しだけ心配しています。

 

代理出産や養子縁組の選択肢

もし妊娠しなかったら、私はアメリカでの代理出産も大金持ちなら、やりたいと想像していました。特別養子縁組も調べたいなと思っていました。

 

それほど妊娠しない時、子供が生まれない場合どうするかという問題に直面しました。

 

ドラマ『燕は戻ってこない』の感想

NHKドラマ『燕は戻ってこない』は、そんな当時の私の様々な思いを凝縮し、多くの共感を呼ぶものでした。

 

登場人物の誰の気持ちにも共感する部分がありました。

 

自然妊娠できなかった時に人がどんな思いを抱え、その思いで発達してきた生殖医療技術をどのように受け入れていくのか、その戸惑いや葛藤をリアルに描いています。

 

NHKクローズアップ現代 2022年6月1日(水)

その“痛み”を抱きしめて〜作家・桐野夏生〜

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4670/

 

出産の喜びと感謝

緊急帝王切開で生まれてきた子供の声を聞いた時、手術室で先生や助産師さんたちが「おめでとうございます」と言ってくれた瞬間、涙が出そうになりました。

でもそれまでの長い長い戦いを泣かずにやってきた私が、ここで泣いて良いのかな?高齢出産のおばちゃんが泣いて喜んで良いのかな?

そんな色んなことを思って、ほぼ涙をこらえました。

 

その時の感動を思い出し、7年が経った今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

なお、不妊治療中は私は人の妊娠が喜べませんでした。

この記事を読まれて、ご不快になられた方には申し訳ないです。

 

 

kurashi-no-memo.com

 

kurashi-no-memo.com

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 よろしければ、読んだよの印に、 大変励みになります。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
にほんブログ村

#燕は戻ってこない - ブログ村ハッシュタグ
#燕は戻ってこない